COPDとは、Chronic(慢性)Obstructive(閉塞性) Pulmonary(肺) Disease(疾患)の略で、呼吸をするときの空気の通り道となる「気道」で障害が起こり呼吸の機能が低下する病気です。
以前は「肺気腫」、「慢性気管支炎」とされていた病気を、まとめてCOPDと呼ぶようになりました。
風邪を引いている訳でもないのにセキやタンが毎日のように、1ヶ月半から2ヶ月程度続いたり、階段の上り下りなど体を動かしたときに息切れをしたりします。
別名「タバコ病」と言われるように、ヘビースモーカーに多い病気で、患者の 90% 以上は喫煙者です。タバコに関して大事なことは「今まではタバコを吸っていたが、今ではやめている。」場合にも、1日に何箱のタバコを、何年間吸い続けたかをかけあわせた喫煙指数が指標とされ、この数が多いほど早くCOPDを発症する可能性があります。
長く続くセキ・タン・息切れは 呼吸器系の病気の特徴的な症状です。年齢のせいとして見過ごしてしまいがちですが、早めに診察を受けることが大切です。
当院では、スパイロメーターという器械を使い呼吸機能検査をおこなっています。
検査は、よく耳にする肺活量:努力肺活量(思い切り息を吸ってから強く吐き出したときの息の量)と 1秒量:(最初の1秒間で吐き出せる息の量)を測定します。これをもとに1秒率(FEV1.0%)の値を検出し、70%未満の場合、閉塞性呼吸障害、COPDの可能性を疑い、症状や喫煙の状況、生活環境などチェックし、COPDの診断をします。
治療法としては、クリニックでの超音波ネブライサーの施行やお薬の内服、自宅での吸入薬の使用などを選択します。